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ＶＶＶフェンロＭＦ本田圭佑のＣＳＫＡモスクワ行きが近付いているようだという。
ロシアのクラブは、９００万ユーロを日本代表ＭＦに支払うとロシアのメディアで報じられている。
背番号１０９を背負い、キャプテンも務める本田の移籍については、フェンロは移籍金を１０００万ユーロに設定してきた。
これがネックとなり、移籍は難しいかもしれないとみられていたが、ＣＳＫＡは金を準備するようだ。
満額とはいかないものの、９００万ユーロで落ち着いた模様だ。
フェンロのハイ・ベルデン会長はＣＳＫＡとの交渉が難しいと感じていると報じられてきたが、どうやら落としどころを見つけたようだ。
早ければ、現地時間２９日中にも交渉が完了する可能性があるという。
オランダ『テレグラーフ』の中で、同会長は「私はＣＳＫＡモスクワと合意することに、非常に楽観的だ。
だが、すでに取引があるとは言えない。すべてを白黒はっきりさせる必要があるからだ」と話している。
今回の移籍金は、フェンロの年間予算を上回るものだという。
「すべてを希望額に可能な限り近づけることができた。
すべてうまくいけば、年間予算が７５０万ユーロのクラブにとっては、なかなかない額を伴う移籍となるだろう」
本田が出て行くことになっても、また新たな日本人選手が加わる。
名古屋グランパスからＤＦ吉田麻也が加入するからだ。
クラブからの公式発表はまだない。だが同会長は「日本とのつながりを保ちたいこともあり、
１人かそれ以上の日本人選手を獲得するだろう」と話している。