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これを天下りといわずしてなんという。サッカーJ1大分を事実上の倒産状態に追い込み
今月12日で辞任した溝畑宏・前社長(49)がなんと、観光庁長官に就任することが決まった。
大分は昨年のナビスコ杯で初優勝したが、今季強化策の失敗に加え大手スポンサーの
撤退などが引き金になりJ2に降格。さらに「当初は2億円という話だった」(Jリーグ関係者)
という債務超過が9億円を超えることが判明。2億円以上の融資をしている大分県の
広瀬勝貞知事が慌てて上京し、Jリーグに緊急融資を要請したほど。
だがJリーグは「後任の社長が決まっていない」と2億5000万円分の融資を保留。
年内の選手や職員の給与などを地元金融機関からのつなぎ融資で賄い、
なんとか年越しを迎えようとしている。
その債務超過のほとんどが『溝畑スタイル』と呼ばれる営業方法の結果だ。
「大口はともかく小口のスポンサーを集めまくっていた。当然職員をこきつかう。
だからすぐ辞める人もいた」と話す大分関係者もいる。
Jリーグはこの大分の窮状をみて「つぶすわけにはいかない」(Jリーグ鬼武健二チェアマン)
と「6億円」の緊急融資を決定したばかり。それをうけて日本協会の幹部がJリーグ関係者
を緊急派遣。「送り込まれた元Jリーグ幹部が大分の借金の精査と交通整理をしている最中です。
それなのに…」(Jリーグ関係者)と、溝畑前社長の突然の天下りにあいた口がふさがらない。
(>>2以降に続く)
ソース:ZAKZAK(12/28 )
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
2008年のナビスコ杯で優勝を果たした溝畑前社長(中央)だが、観光庁長官就任を大分のサポーターはどうみる?
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