09/12/28 06:49:31 0
広島が、ドミニカ共和国のファン・ハビエル投手(22)、ホセ・ラウリアーノ投手(20)と
練習生契約を結ぶことが27日、分かった。ハビエルは年齢、名前を詐称しながら
テストに合格した剛の者。異色の“訳あり右腕”が、ジャパニーズドリームをつかみに海を渡る。
現地で行われた入団テスト。195センチの長身右腕にスカウト陣の目がくぎ付けになった。
マックス139キロながら、柔らかい腕の使い方に天性の素質を感じ取った。
何より魅力だったのは16歳という若さと将来性。「掘り出し物だ」と、合格を即決した。
ところが、契約に際して調査会社が調べたところ、経歴にある名前と年齢が
まったく別人のものであることが判明。最初はかたくなに否定したハビエルだったが
「野球で成功して家族に楽をさせたかった」とウソを認めた。本当の年齢は22歳だったが、
広島は詐称の事実も踏まえて再考。その結果、「素質はある。おもしろい素材」と改めて合格を決めた。
本格的な野球経験がないというのも驚き。その一方で、来日後に基礎をたたき込めば、
大化けする可能性は十分にあるという。「こっちで栄養のある食事をさせれば、
体も大きくなってもっと球も速くなる」と、球団首脳も期待を寄せている。
来季は武者修行のため独立リーグの四国・九州アイランドリーグに派遣される予定で、
成長次第で育成選手に昇格させるかが決まる。巨人のオビスポや中日のブランコらに
続くドミニカンパワーが、未来の赤ヘルを背負って立つ…かも知れない。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)