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09回顧・日本 越年となる政権迷走と不況(12月27日付・読売社説)
年末恒例の、読者が選んだ本紙の「日本10大ニュース」の1位は
「衆院選で民主308議席の圧勝、歴史的政権交代で鳩山内閣発足」だった。
新政権は連日、様々な話題をお茶の間に提供した。
だが、変革を旗印に政権が発足して3か月余、当初の期待感も薄れ、
連立内閣への危うさや不安を感じ始めた国民も多いのではないか。
(中略)
◆感動を与え続けた野球◆
上位10位までに野球関連が3本も入った。4位に「日本がWBC連覇」、
8位に「イチロー選手が大リーグ史上初の9年連続200安打」、
そして「巨人が7年ぶり21度目日本一」が9位だ。
「ヤンキース松井選手、日本人初のWシリーズMVP」も14位に入っている。
野球が国民的スポーツであることの証しでもある。
暮らしの先が見えない時代にあって、WBCの「侍ジャパン」の活躍などから
勇気や感動をもらった人も多かったことだろう。
問題は新政権である。再ブームとなっている司馬遼太郎の「坂の上の雲」
ではないが、この国と国民に、坂の上の雲を目指すような活力を
蘇(よみがえ)らせることこそ、来年の課題ではないか。
(2009年12月27日00時53分 読売新聞)
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