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プロ野球「日本ハムファイターズ」ダルビッシュ有投手がブログで、
変化球についての考えを熱く語っている。
2009年12月24日には「新・変化球が生まれないワケ。」と題した記事を更新した。
前回に続いて、ピッチングに関する話題だ。変化球には斜め、横、縦、特殊があるが、
もうこれ以上には変化球は生まれない、というのがダルビッシュ投手の考えだ。
「その理由はボールの重さ、力の向き、重力等は変わらないからです」
ともあれ、コメント欄にはユニークな意見が寄せられた。
それは「回転軸が変化しながらボールが進むと最初はカーブでも最後にシュート
させられるんじゃないか」というのだ。ところが、この理論、頭で考えるには容易
かもしれないがボールの形状を考えると、実現は難しい。
「回転軸は変化していきますが、あまりに微々たるもの過ぎて最後に逆の変化を
させることは不可能なんです。新しい変化球を探して行く上での最後に行きつくのは、
回転軸を変化させて最後に逆に変化させるという事なんですが、さっきも挙げたように
人間である以上不可能なので、新しい変化球は生む事はできないんです」
このようにして、球のキレを変化させる投球を身に付けたダルビッシュ投手。
理屈を考え続けながら辿り着いた結論だったのだ。「野球は考えることによって
より簡単になっていくし、楽しくなっていくと思っています。シンキング・イズ・
グローイングですね」
ソース:J-CASTテレビウォッチ(12/25 15;48)
URLリンク(www.j-cast.com)