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(>>1の続き)
■2位 競泳男子200メートル背泳ぎの入江陵介(19、近畿大)が5月の日豪対抗で、従来の世界記録を1秒08
上回る1分52秒86の世界最高をマークした。しかし後日、認可された水着を着用していなかったとの理由により、
国際水泳連盟は世界新記録として認めなかった。一方で日本水泳連盟は日本記録として公認するという混乱が
生じた。
7月には、ライバルのアーロン・ピアソル(26、米国)が1分53秒08の世界新記録を出した。だが入江の日本
記録を上回ることはできなかった。
両雄の決着の場となった7月末の世界選手権200メートル背泳ぎ決勝。ピアソルが世界記録を更新する1分51秒
92で優勝し、入江は日本新記録の1分52秒51で2位だった。銀メダルに終わったとはいえ、この種目で日本
選手が表彰台に上がったのは五輪、世界選手権を通じて初めてという快挙だった。
来年以降、国際水連が水着に制限を加える。技術よりパワーのある選手にプラスになった水着が消えることで、
「自分には有利になると思う」と入江。なお入江は9月に100メートル背泳ぎの日本新記録(52秒24)もマークした。
■3位 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の長谷川穂積(29、真正ジム)が18日に行われたタイトル
マッチで挑戦者に4回TKO勝ち、10連続防衛に成功した。日本のジム所属選手では、具志堅用高の13度に
次いで歴代単独2位の連続防衛記録となった。
今年3、7月の防衛戦では1回に早々とTKO勝ち。今回で5戦連続のKO防衛となり、こちらも具志堅が持つ
6連続に次ぐ記録となった。このまま最多防衛記録を狙うか、階級を上げて新たな挑戦に踏み切るか。減量が
きつくなってきた王者の気持ちは揺れている。
■4位 大学アメリカンフットボールで古豪が復活した。
関西大が甲子園ボウルで法政大を破り、62季ぶりの大学日本一に。関西学生リーグでは、2強と目された関西
学院大、立命大を相次ぎ撃破して勢いに乗り、7戦全勝で61年ぶりの優勝。甲子園ボウルも持ち前のラン攻撃を
中心に攻め勝った。来年1月3日のライスボウルで社会人優勝の鹿島と対戦。昨季は立命大が制しており、
大学勢の2年連続日本一を狙う。