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Ｂクラスに転落した阪神タイガース、リーグ３位にとどまったガンバ大阪と、今年の関西スポーツ界は人気プロ
チームの成績がいまひとつだった。一方で、競泳やボクシング、アメリカンフットボールなどで大きな話題となる
活躍があった。関西スポーツの10大ニュースを大阪の運動担当記者で選んでみた。
■１位 新監督に真弓明信を迎えた今季の阪神。開幕戦こそ白星で飾ったものの、開幕６試合目の広島戦
（４月９日）からの引き分けを挟む４連敗を境に、チームはいきなり下降線をたどった。
５月上旬、巨人に球団ワーストタイとなる２年越しの11連敗。６月下旬には借金が2001年以来の10に膨らむ。
真弓監督が56歳の誕生日を迎えた７月12日の巨人戦で、まだ前半戦ながら早くも自力優勝の可能性が消滅した。
右ひじ痛で捕手の矢野輝弘（41）が出遅れ、中継ぎエースのジェフ・ウィリアムス（37）が左肩痛を訴えた。不動の
１番・赤星憲広（33）も首痛と腰痛で不振。03、05年の２度のリーグ優勝の功労者たちが“勤続疲労”を隠せなく
なった。「故障者が続出し、チームの力をうまく引き出せなかった」と真弓監督。前半戦を５位で終えた。
一方、我慢強く投げさせ続けた能見篤史（30）や捕手の狩野恵輔（27）の成長で後半戦は健闘した。４連勝と好
発進し、８～９月にかけて７カード連続の勝ち越し。ヤクルトの失速も手伝い、９月13日にはクライマックス
シリーズ進出圏内の３位に浮上した。
しかし、10月８日からのヤクルトとの直接対決２連戦をいずれも落とし４位に後退。67勝73敗４分け、優勝の
巨人と24.5ゲーム差で５年ぶりのＢクラスに終わった。
オフには米大リーグのマリナーズを退団した捕手の城島健司（33）を獲得。「チームに化学反応が起きると思う」と
真弓監督。赤星が引退し、ウィリアムスの退団も決まった。５年ぶりのＶ奪回を目指す来季に向け、戦力の入れ
替えが進んだ。
ソース(続きは>>2以降)
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