09/12/25 17:21:57 0
圧倒的な強さでリーグ3連覇を果たし、7年ぶりに日本一も奪回した巨人。
ところがこの偉業にも世間の反応は今ひとつといわざるをえない。
今月行われたアンケート調査でも盟主の人気が復活する予兆は見えてこない。
博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)は、博報堂DYスポーツマーケティング(同)と
共同で12月4-8日、首都圏と京阪神圏の15-69歳男女を対象に
「アスリートイメージ評価調査」2009年総括特別編を行った。
21日に発表された結果のうち、「09年に最も活躍した」男性アスリートは
〔1〕石川遼(ゴルフ)〔2〕イチロー(野球)〔3〕松井秀喜(野球)〔4〕白鵬(大相撲)
〔5〕織田信成(フィギュアスケート)の順。
「09年に最も注目度が増した」男性アスリートは〔1〕石川〔2〕イチロー〔3〕松井
〔4〕池田勇太(ゴルフ)〔5〕高橋大輔(フィギュアスケート)の順だった。
石川に勝てないのはやむを得ないとして、今年も連日のようにスポーツ紙の
1面を飾ってきたはずの、日本プロ野球の選手がベスト5にランクインしていないのは寂しい限り。
調査元によると、「活躍した」の6位にようやく日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が登場する。
「注目度が増した」も6位はダルビッシュで、9位が楽天・田中将大投手(20)だった。
巨人の選手がようやく登場するのは、「活躍した」で、主将・阿部慎之助捕手(30)の17位。
「注目度が増した」の巨人トップは、球団が懸命に売り出しを図る坂本勇人内野手(21)の
11位というのが現実だ。今オフは選手たちの露出を増やそうと躍起の巨人だが、
コマ不足の感は否めない。
巨人戦の中継を引き受ける日テレ・細川社長は「石川遼君1人で男子ゴルフの
視聴率は跳ね上がったわけだから」と例に挙げ、巨人にも救世主を待望していたが…。
巨人の選手が束になっても、しばらくは18歳石川のスター性にはかないそうもない。
3連覇で不十分となると、一体何連覇したら球界からスターが誕生するのだろうか。(笹森倫)
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