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押尾容疑者、起訴へ 湾岸署で年越し濃厚…保釈可能性ほぼゼロ
麻薬取締法違反（譲渡）の疑いで８日に逮捕された元俳優・押尾学容疑者（３１）が、２８日に拘置期限を迎える。本人は容疑を否認しているが、元警察関係者によると起訴される見通しだ。
同じく２８日に、一緒にＭＤＭＡを飲んで亡くなった飲食店従業員・田中香織さん（当時３０歳）に対する保護責任者遺棄容疑で再逮捕される可能性もある。保釈の可能性はほぼゼロに近く、
押尾容疑者は拘置されている警視庁湾岸署で年を越すことになる。
２８日に２０日間の拘置期限を迎える押尾容疑者。連日取り調べが続いているが、本人は依然として容疑を否認し続けている。決定的な証拠など、
新たな捜査状況は明らかになっていないが、元警視庁捜査１課刑事の飯田裕久氏はスポーツ報知の取材に「押尾容疑者は確実に起訴されます」と断言した。
保護責任者遺棄容疑での再逮捕については２８日も候補だが、「今回の場合は年末年始という時期がイレギュラー。取り調べをより効率的に進めるために、年が明けてから再逮捕する可能性が高い」としている。
起訴となれば、押尾容疑者は湾岸署で年を越すことが確実。保釈の可能性について、板倉宏日大名誉教授は「保釈はありえません」。
２月中旬とみられる公判期日まで湾岸署に拘置され、そのまま公判に臨むとみられる。
同じく麻薬取締法違反（譲渡）で逮捕された泉田勇介容疑者（３１）、田中さんの携帯電話を捨てた証拠隠滅の疑いで逮捕された元マネジャーの遠藤亮平容疑者（２８）も起訴される見通し。
泉田容疑者の保釈は厳しい状況。すぐに事実を認めている遠藤容疑者については、板倉氏は「保釈の可能性も５０％はある」としている。
スポーツ報知