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(>>1の続き)
同時期に起きた麻薬事件の当事者・酒井法子でさえ、厚顔無恥に自ら通う福祉学校のPR
に露出している。世間の甘さを考えたら、「かわいそうな妻・矢田亜希子」の商品価値は高い。
元夫の逮捕と自分はまったく関係無いのなら、もうドラマなどに出てて当たり前なのである。
でも矢田が一切露出を避けているのは、押尾の事件が芸能界、経済界、はたまた政界まで
飛び火するほど根の深いものだということを十分わかっているからに他ならないし、さらに
知られたくない事実が他にもあるからだろう。
押尾と離婚した矢田は、ショックで急速に痩せていったという、これもパフォーマンスの
可能性が高い。それはショックだろうが、たとえ夫の実情を知っていて、前から離婚を考え
ていたとしても、円満な仕事復帰を考えれば「かわいそうな妻」を演じる必要はあるからだ。
もともとスリムな女優が痩せるのはわりと簡単だし、“激やせした”彼女の写真は出回って
いない。
最初から反対されていた素行の悪い押尾との結婚。この汚点は矢田の女優生命を危うく
している。「矢田は押尾に騙された」という見方もあるが、そもさま家族を守りたい夫は最初
から薬物や浮気をしない。完全に矢田は押尾になめられていた。これは“良妻イメージ”の
矢田としては壊滅的。被害者の遺族の心境を考えると、たとえ離婚していようと前夫が事件
の真相を全部自供するまでは、矢田もドラマやCMで自身を露出することは叶わないであろう。
幼い子を抱えて世間の視線に耐えなければならない矢田はかわいそうであるが、夫・押尾
の“暴走”を見抜けなかった、彼女に責任が無いとは言えない。妻子に良心を残していたにも
かかわらず、軽はずみで破滅的な行為に耽った押尾学。彼は特別な性悪な男なのだろうか、
さらに矢田との結婚生活は他の快楽に負ける程度のものだったのだろうか。その鍵をにぎる
彼女は単に“配偶者不貞”の被害者ではなく、ある意味押尾事件の最も重要な人物でもある。