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リーグ9位のグランパスが、ストーブリーグの主役となった。16日、大分MF金崎夢生(20)と契約合意を発表。
さらに、浦和を退団した日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)と、
札幌の元コロンビア代表MFダニルソン(23)の獲得も決定的だ。
昨オフのダビ、田中を上回る代表クラス3人の大型補強に期待は高まる。
手腕を発揮する久米一正GMは、「関東や関西のクラブが優勝している。
なんとしても中部でも優勝を」と意気込んでいる。
「久米GM-ストイコビッチ監督」体制が3年目を迎える来季は、勝負の年だ。
飛躍の08年から一転して、苦難のシーズンとなった今季。負傷者続出で低迷したが、
ストイコビッチ監督は「チームは前進している」と力説する。
「選手は私の哲学を理解してくれているし、2年前より経験を積んでいる」
浮き沈みのあった一年だが、とりわけ国際舞台で積んだ貴重な経験は何にも替え難い。
ACL準決勝でアルイティハドに敗れた後、公式戦7試合を負けなしでいるのは偶然ではないだろう。
その上で指揮官は「3人で1つのポジションをこなせるようにしたい」と分厚い選手層を求める。
もちろん、大型補強が成績アップに直結するわけではない。
楢崎、山口素、呂比須を一挙に獲得した99年も、天皇杯こそ獲得したがリーグ優勝には届かなかった。今季のダビもしかりだ。
リーグ3連覇の鹿島のように、強いチームづくりに継続性は欠かせない。
その意味でも、グランパス史上最長の3年目に突入するピクシー政権の真価が問われる。