09/12/21 17:28:05 0
菊池雄星(18=埼玉西武ライオンズ)の人気ぶりが、ドラフト会議を
“改悪”させてしまうかもしれない。
「今オフ、野球ニュースのないときは『今日の菊池は何をしているか!?』を探り、
それで凌ぐつもりです。球団は二軍キャンプでじっくり育てるつもりらしいが、
マスコミは一軍キャンプよりも多い『菊池番』を編成することになりそう」(TV局員の1人)
ペナントレース前、有望新人に注目が集まるのは仕方ないとしても、
「菊池がメジャーに行かないで良かった」の声も聞こえてきた。
それも、西武以外の他球団から…。
平成22年、プロ野球12球団はドラフト規約の改定を話し合う。
現行の『ウエバー制』は同19年3月発覚の『裏金事件』により、
自由枠(事実上の逆指名制)をなくすことにした。存続を訴える球団もあったが、
同年のドラフト会議が約半年後に迫っていたため、「3年後にもう1度改める」ことで、
とりあえずは折衷できたのだが、ここに至るまでの間、新たな問題も加わった。
『対メジャー』である。
メジャー志望の強いアマチュア選手が増えてきたのは、説明するまでもないだろう。
昨年は『即戦力右腕』の呼び声も高かった田澤純一投手(23=元新日本石油ENEOS)
をレッドソックスに奪われ、実は菊池も、ギリギリの段階まで「ドジャース行き」を
真剣に考えていた。『金の卵』を水際で引き止めた直後なだけに、ドラフト改定の
焦点が、単に「ウエバー制を維持するか否か」では済まなくなった。
12球団は、人材流出に効果的な名案を検討しなければならない。
「プロ野球を経由せずにメジャー挑戦したアマチュア選手は帰国後、
国内リーグ入りするまで、高卒は3年、大学・社会人は2年のハンディを設けて
いますが、そんなルールは“ザル”ですよ。だって、ドラフト指名を受けて、
交渉決裂後に米挑戦したら、ハンディの対象になりませんから」(連盟関係者)
(>>2以降に続く)
ソース:12/21(13:00)
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