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サッカーのカマタマーレ讃岐は１７日、次期監督に、
今季Ｊリーグ２部（Ｊ２）熊本の監督を務めた北野誠氏（４２）＝香川県高松市出身＝が就任すると発表した。
同氏は「故郷香川のクラブで監督できることをうれしく思う。結果にこだわり、
地域も活性化できるように全力で努力したい」とクラブを通じてコメントした。２２日に就任会見を行う。
条件面などの契約交渉は現在、詰めの作業を行っており、近日中に正式契約を結ぶ見通し。
同氏は勝賀中から帝京高（東京）へ進み、全国高校選手権の２連覇などに貢献。
卒業後は、日立製作所（現・Ｊ１柏）や京都パープルサンガ（現・Ｊ１京都）でＦＷ、ＭＦとして活躍した。
引退後は京都で強化部スカウト、ジュニアユース監督などを歴任。
０５年から熊本のヘッドコーチを務め、
０８年に日本協会公認のＳ級ライセンスを取得、監督を務めた今季はＪ２で１４位だった。
カマタマーレでは初のＪクラブ監督経験者となり、
悲願のＪＦＬ昇格に期待は高まる。
北野氏は熊本のヘッドコーチとして地域リーグからＪＦＬ昇格、さらにＪリーグ入りへ導いた実績があり、
運営会社の熊野実社長は実績面に加え、「地域密着の活動を広める中で、
地元出身のリーダーが強い推進力になってくれる期待感も大きな理由」としている。