09/12/18 10:40:15 0
今年、岡山県に初のプロスポーツチームが誕生した。
サッカーのJFL入りからわずか1年でJリーグ2部に昇格した「ファジアーノ岡山」。
今年は18チーム中最下位に終わったが、スポーツ不毛の地と言われた岡山に
「根付く」までの道のりも始まったばかりだ。
「地域に根付かないとチームは存続できない」との思いから、クラブでは
イベントでのPR活動や県体育協会主催の「トップアスリート派遣事業」による
サッカー教室を実施。さらに、木村正明社長や選手らが地域の集会などに足を運ぶなど、
「地域密着型」の活動に力を入れてきた。
協賛企業約300社のほか、県や市町村などのバックアップも受けるが、
県民に応援する習慣がなく、一部の盛り上がりを除き「まだ知名度は高くない」(県体協)。
そんな中、「サッカーやチームを知ってもらうために、一度でも足を運んでもらいたい」と、
小学生以下が無料で観戦できる入場券「夢パス」が好評を得ている。
岡山市出身の木村社長は「少年時代、岡山にプロスポーツがないのは
不公平だと悔しく思っていた」と言い、「ファジアーノを地元の子どもたちが
あこがれるチームにしたい」と熱い思いを語る。
木村社長にとって「根付く」とは「県民がチームを肉親のように思うこと」。
地域密着は一朝一夕にはいかないが、「岡山のシンボル」に向け、
クラブは大きな一歩を踏み出した。
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