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デビューは鮮烈だった。リアルストライカーを要望した就任2年目のストイコビッチ監督に応え、札幌から獲得したダビ。
3月7日の開幕戦では、大分DFを次々と抜き去った同点弾、玉田からの短めのパスに追いつくスピードを生かした
ダメ押し弾の2ゴールを決めて、昨季以上を期待させるスタートを切った。
就任1年目で、前年11位から3位への躍進。しかし、あと1歩で、すべてタイトルを逃したピクシー監督は満足できず、
決定力のあるダビを呼んだ。チーム戦術にマッチさせる自信もあった。
しかし、DFを背負ったプレーが苦手なダビは得点は挙げるが、組織的な攻撃スタイルになじまなかった。
そればかりか、強烈な個に頼る攻撃は、組織プレーをむしばんだ。昨季、11得点の小川、8得点のマギヌンらを中心に、
相手チームの脅威となったサイド攻撃が、今季は影を潜めた。
6月初旬、リーグ中断期間中のキャンプでは、前線で孤立するダビとの連係向上が大きな課題だった。
ダビも「多くのサポートをもらえれば、得点のチャンスももっと増える」と意欲的だった。
その後、ダビに中東からのオファーが舞い込んだことで事態はさらに悪化した。
「ダビは物理的には存在するが、精神的には中東へ飛んでいた。10人で戦っているようだった」。ピクシー監督は振り返る。
1番顕著だったのは、リーグ再開初戦、0-1で敗れた6月20日の千葉戦(瑞穂陸)だったという。
ポストプレーの得意なケネディの加入でチームは再び、組織プレーを取り戻した。
ダビが去った2試合後、7月25日の浦和戦で玉田が2ゴールを挙げるまで、
10得点のダビ以外に複数ゴールを記録した選手がいなかった事実がチームの苦悩を、如実に物語っている。
(つづく)
2:アフリカンフラグフィッシュφ ★
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結果的には、ダビとケネディが入れ替わった形になったが、共存するシステムもピクシー監督は描いていた。
「玉田は、2トップの下、左右のサイドもできる」。両助っ人に加え、玉田、小川、マギヌンを並べる超攻撃的布陣も、指揮官の頭にはあった。
今季3得点に終わった小川は言う。アシストも多く、得点は減ったが、自身に成長がなかったわけではない。
「17試合で10点も取ったダビは持ち味を出した。ただ、サイド攻撃が軸のグランパスでは、特長がフィットしなかった」。不幸な組み合わせのズレだった。
今季終盤からは、4バックを基本に、ケネディを軸にした前線のスタイルが落ち着きつつある。
共通認識を持った組織的な攻撃スタイルを体現していけるか-。来季に、その真価が問われる。
3:名無しさん@恐縮です
09/12/17 18:02:59 joF9L77s0
けどダヴィ資金でウハウハ