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来季J2に降格し、経営難にあえぐ大分トリニータの青野浩志社長代行は16日、
難航している新社長の人選について「越年する可能性もある」と厳しい見通しを示した。
Jリーグの鬼武健二チェアマンは20日前後を予定している再建計画の提出前に
新社長を決めるよう要請していた。人選が進まなければ2億5000万円の融資を
得られない可能性が強まり、大分はがけっぷちの状況に追い込まれる。
一方、約4年ぶりに監督復帰した皇甫官前副社長は、就任会見で
「みなさんが応援できるチームをつくる」と抱負を語った。
青野浩志社長代行の表情が一気に険しくなった。大分市内で開かれた皇甫官監督の就任会見。
新社長の人選に話題が及ぶと「Jリーグからは早くと言われているが、今はコメントするものがない。
すぐに決まるかもしれないけど、12月末や越年する可能性もある」と言葉を濁らせた。
がけっぷちの状況だ。14日のJリーグ理事会後、鬼武健二チェアマンが2億5000万円の
追加融資を出す条件の一つとして、新社長の決定を挙げたばかり。対応が不十分の場合は
「最悪の事態も想定しないといけない」と厳しい姿勢を見せていた。大分が20日前後に予定する
再建計画の提出時に新社長がいないとなると、融資を受けられない可能性が強まる。
大分は追加融資分で選手・スタッフらの12月分の給料や、業者への代金計2億円を支払う予定でいる。
青野社長代行は支払期限を「12月中」と説明し「資金が調達できなかった場合のことは考えていない。
必ずや融資していただけると思うし、この難局を乗り越える」と語り、ぎりぎりまで努力することを強調した。
(続く)
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