09/12/19 19:37:05 WTNxrEwd0
涌井にカネ出し惜しむ西武は「損して得取れ」
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エースと4番の表情が対照的だった。
15日、西武の涌井と2年連続本塁打王の中村が契約更改交渉。
中村が8000万円増の年俸1億5000万円に一発サインのホクホク顔だったのに対して、
涌井は1億2000万円から同額増の2億円提示に不満もあらわに保留した。
「交渉では、評価低くないですか、無理です、帰ります、しかしゃべってない。(球団は)沢村賞の凄さをあまり分かってないようなので、分かってほしい。
岩隈さんや杉内さんとか、いろんな人がいっぱい(年俸を)もらっているんで、そのくらいは評価してほしい」
こう話す涌井は今季16勝6敗、11完投、防御率2.30。沢村賞の選考基準となる7部門をすべてクリアした。
例えば08年に沢村賞を獲得した楽天の岩隈は、1億1000万円から1億9000万円増の年俸3億円で3年契約を結んだ。
前年の07年に15勝(5敗、12完投)で沢村賞を獲得した日本ハムのダルビッシュもまた、その年のオフ、7200万円から1億2800万円増の2億円で更改。3年契約を結んだ。
そこへいくと涌井の8000万円増は、確かに沢村賞を獲得した当時のライバルたちと比べて見劣りする。
前田球団本部長は「最大限の評価をした」と言うが、どうせなら気分よく働かせたらどうか。
涌井はメジャー志向が強い。
西武は松坂や森にポスティングによる海外移籍を認めてきた経緯があるだけに、涌井も近い将来、大リーグ入りする可能性が高い。
涌井が気持ちよく働いて好成績を収めれば、その分、入札額もアップする。
やがて球団に入ってくるだろう金額を考えたら、いま涌井を気持ちよく投げさせるカネなど安いものではないか。
目先の数千万円をケチったばかりに、数十億円を失えば球団にとってもマイナスだ。