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FC東京への来季加入が内定している東京学芸大4年のDF高橋秀人(22)が14日、
小平グラウンドで自主トレに励んだ。「大学とJリーグとでは求められるものが違う」とプロ仕様の肉体改造に着手。
来年1月中旬のチーム始動までに、徹底的に下半身強化に取り組む考えを示した。
オフの閑散とした小平グラウンドに、1人で黙々とランニングに打ち込む姿があった。
室内での筋力トレーニングと合わせて約3時間。高橋は徹底的に体をいじめ抜いた。
「踏ん張りの強さ。そこが今、一番足りないところ」。スッキリした表情で高橋はプロで戦い抜くための課題を挙げた。
この日は太もも裏を中心に下半身を重点的に鍛えた。
東学大のグラウンドは人工芝で、急なストップやターンでも足腰への負荷は比較的軽い。
一方、天然芝では、方向転換をする際に強い踏み込みが必要で筋力が求められる。
高橋は「早く芝に慣れたい」と話した。3年時から特別指定選手としてFC東京の練習に参加。
大学とプロの練習を往復する中でつかんだ感覚だった。
体と同時並行で頭のトレーニングも実行した。リーグ戦全34試合をDVDで予習し、
城福サッカーの研究に余念がない。「ホームとアウェーの鹿島戦、2-4で負けたG大阪戦(4月29日)は何度も見返した」と高橋。
CBでの起用を念頭にボランチの動きをチェックし、J屈指の攻撃陣を抑えるイメージを膨らませた。
来季は、日本代表歴のあるCB森重が大分から完全移籍し、ポジション争いは激化。
プロ1年目から厳しい生存競争に勝ち抜くため高橋は万全の準備を怠らない。