09/12/16 00:02:44 0
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天皇杯4強に残った名古屋グランパスは、
ストイコビッチ監督(44)体制2年目となった今季、浮き沈みの激しいシーズンを送った。
初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4に進出する一方で、初優勝を期待されたJ1では9位に低迷。
1年目3位に躍進したチームが2年目で経験した光と影を検証しながら、勝負をかける3年目に焦点を当てる。
ケネディがJデビュー戦でゴールを決めた日、ストイコビッチ監督は、威勢良く、反攻ののろしを上げた。
「新しいグランパスが生まれた」
7月18日の京都戦は、34試合のリーグ戦の折り返し地点となる18試合目。新外国人のゴールを守れず引き分け10位に沈んでいたが、
1年目を思い起こさせる躍動感が復活。「常時トップ5入り」というクラブ目標はもちろん、来季のACL出場権を得る3位以内も十分に狙える位置だった。
昨オフ、ヨンセンに代わるFWダビを獲得。しかし期待の新戦力はグランパスのスタイルに合わず、
チームはリーグ序盤から波に乗り切れない。ヨンセンと同じタイプのケネディ加入は、大きな光となった。
しかし輝きは一瞬。わずか3試合しか持たなかった。ケネディと入れ替わるようにダビがウムサラル(カタール)に移籍。
約6億円の移籍金を得たクラブはブルザノビッチ、三都主と、さらに補強した。しかしケネディ獲得時のような明確な理由が、2人の補強にはなかった。
(つづく)
2:アフリカンフラグフィッシュφ ★
09/12/16 00:03:23 0
ブルザノビッチ獲得が決まった時、久米ゼネラルマネジャーは「現場からボランチの要望があった」と説明。
ところが実際の適性は「攻撃的で前めのポジションならどこでも」と肝心なボランチについては言葉を濁した。
「自前の選手を育てる」という方針に反してまで取った三都主は「左サイドのバックアップ」という名目だったが、
半年後には移籍金がなくなる状況で獲得するほどの緊急性はなかった。
ケネディ加入後リーグ3戦目となった8月1日の大分戦。ロスタイムに2点を失い「ホラー映画のようだった」(ストイコビッチ監督)という悪夢の逆転負けだった。
ほぼ思い通りの試合内容に最悪の結果。何かを変えなければいけない焦燥感が、合流間もない新戦力に頼る不幸の始まりになった。
新顔2人が先発に加わった次戦の川崎戦(8月15日)で、0-2と完敗。その後も新戦力に合わせ、4バックの基本形を3バックに変えるなど、
システムの変更がピッチの混乱を招いた。J2に降格した柏に2-3で敗れた9月12日を最後に、ブルザノビッチを先発から外し、4バックに戻した。
ただし、シーズン2度目の停滞は、取り返しがつかなかった。
不本意なシーズンをDF増川は「去年たくさん勝って、もしかしたらチームに安易な気持ちが出たのかもしれない」と振り返る。
一貫性を欠いた監督、フロントにも同じことが言えるだろう。
ダビがもたらしたビッグビジネスは、ピッチへの効果がほとんどないまま泡と消えた。
冷静さを取り戻した今、3度目の天皇杯獲得まであと2勝と迫り、来季に向けて金崎獲得など補強も着々と進む。
サッカービジネスを活気づけるだけだったグランパスが、今度は確実にチームへの得ももたらす期待感が膨らむ。 (グランパス取材班)
3:名無しさん@恐縮です
09/12/16 00:03:41 A1uneFgC0
>>2ならもんじゃ奢るよ