【サッカー/野球】Jリーグクラブの経営はどこも苦しく、リストラの嵐 プロ野球もJと同様に選手はトライアウトで生き残りに必死at MNEWSPLUS
【サッカー/野球】Jリーグクラブの経営はどこも苦しく、リストラの嵐 プロ野球もJと同様に選手はトライアウトで生き残りに必死 - 暇つぶし2ch1:裸一貫で墜落φ ★
09/12/15 15:54:21 0
 12月9日と10日の2日間に渡って行われたJリーグ合同トライアウト(大阪・長居スタジアム)に、
中山雅史(磐田=今季所属・以下同)、久保竜彦(広島)らの大物が参加したことが話題になった。

 合同トライアウトとは所属クラブと来季の契約を交わさなかった者、つまり戦力外と見なされた選手が
他のクラブ(JリーグだけでなくJFLや地域リーグを含む)の監督や強化担当者の前で実力を示す場だ。
いわばサッカー選手にとっての再就職試験である。

■元日本代表やチーム主軸も数多くトライアウトに参加

 今オフ、契約更改に至らなかった選手はJ1・J2合わせて231人。
この中には他クラブへの移籍が決まった選手や契約切れを機に引退を決断した選手もいるが、
大半が現役続行を希望しているもののプレーする場が決まっていない選手。
彼らは日本サッカー協会の移籍リストに載り、クラブからのオファーを待つことになるわけだが、
その数はトライアウト開催時点でJ1が70人、J2が122人。計192人にものぼる。

 このリストを見ると、ゴン中山や久保以外にも第一線で活躍してきた名前が数多く見られる。
日本代表経験者ではDFの服部年宏(東京V)、波戸康広(大宮)、茂庭照幸(FC東京)、
茶野隆行(磐田)、鈴木秀人(磐田)、FWの播戸竜二(G大阪)、黒部光昭(福岡)らがいる。
代表経験はないが、新潟や京都、大分でチームの中心として活躍したMF鈴木慎吾、
98年の高校選手権得点王として将来を嘱望されたFW林丈統(京都)もいる。

 大不況下の今、Jリーグクラブの経営はどこも苦しく、戦力として計算できても
年俸が高い選手は切らざるを得ない状況だ。今年のリストには、そんな現状が表れているといえる。
この移籍リストに載った選手の多くがトライアウトに参加したわけだ。

 トライアウトは試合形式で行われる。参加選手をポジションごとに分け、
ランダムにいくつかのチームを作る。そのチーム同士が30分ハーフの試合を行い、
そこでのプレーが獲得するかどうかの判断材料になる。

>>2以降に続く)

ソース:ダイヤモンド・オンライン(12/15)
URLリンク(diamond.jp)

2:裸一貫で墜落φ ★
09/12/15 15:54:40 0
>>1の続き)

 選手にとっては試練の場だ。プレーを見つめるスカウトたちの目は気になるし、
生き残りを賭けた場という重圧もある。といって急造チームだから連携は取れない。
いいところを見せようと思っても、ボールがまわってこないことも少なくない。
与えられた60分はあっという間に過ぎ、自分本来のプレーを披露できずに終わることも多いという。

 選手の置かれた境遇にも差がある。ゴン中山はいい。98年フランスW杯で日本人初ゴールを
決めるなど代表での活躍には目覚ましいものがある。Jリーグでも通算最多得点記録(157ゴール)
を持つなど実績は抜群だ。加えて誰からも愛される明るいキャラクターと存在感がある。
年齢的(42歳)な衰えからJ1で常時プレーするのは難しいが、J2なら十分通用するだろうし、
人気面からも観客動員に貢献することは確実だ。実際、すでに複数のクラブから獲得の
オファーが来ており(J2札幌入りが濃厚)、トライアウトに参加する必要はない。

 それでも参加したのは、ゴン中山自身がトライアウト開催の発案者だからだ。
Jリーグ選手協会会長だった01年、「プレーする場を失った選手に再チャレンジの場を作ろう」と提案。
それがきっかけで実施されるようになった。

 自分がその立場になった以上、参加しないわけにはいかないということで手本を示すかのように参加。
しかもまったく手を抜かず全力プレーを披露した。この辺に誠実な人間性が表れている。

■20代で人生の岐路に立たされる厳しい現実

 他のJ1で実績を持つ選手たちも獲得の打診を受けたうえで、期待通りの動きができるか
どうかを確認する場としてトライアウトに参加するケースが多いようだ。しかし、それ以外の
多くはオファーもなく、このトライアウトに生き残りを賭けている選手。必死なのである。

 とはいえJ1のレギュラークラスでも年俸は2~3千万円といったところ。
実績のない若手の場合、年俸が300~400万円という選手も多い。たとえ契約を勝ち取れたとしても、
それがJ2やJFLなら収入はさらに少なくなる。サッカーとともに生き自分の可能性を信じて
プレーしてきた選手たちは、それでも現役を続けたいのだ。

(つづく)

3:裸一貫で墜落φ ★
09/12/15 15:54:57 0
>>2の続き)

 ちなみに今回のトライアウトに参加した選手の平均年齢は26・3歳。
やり直しが効く年齢ではあるが、この若さで人生の岐路に立たされる現実がJリーグにはある。

 一方、プロ野球は日本シリーズが終わった直後の11月11日に甲子園球場、25日に人牛球場で
12球団合同トライアウトが行われた。1回目の参加者は投手27人、野手15人の計42人。
2回目は投手11人、野手5人の計16人だった。

 参加者の有名どころとしては阪神のセカンドとして活躍し、03年にはセの首位打者、
05年には打点王のタイトルを獲得した今岡誠、中日・埼玉西武の中継ぎとして活躍した岡本真也、
日本人最速の158キロを記録したことがある剛球投手・山口和男などがいる。
また史上最年少の15歳で阪神からドラフト指名を受け入団した辻本賢人もいた。

 プロ野球のトライアウトの方法は実戦を想定したシートバッティングだ。今回、投手は
4人の打者への投球、打者は7打席以上を与えられた。この対戦の結果で実力が判定されるのである。
試合に勝つためではなく選手としての生き残りを賭けた対戦。
いつもとは異なる緊張感があって、こちらもなかなか本来の実力が出せないといわれる。

 また、守備には残りの野手がつくが、これもアピールの場だ。守備に自信がある選手は
難しい打球を処理したり強肩を見せつけようとするが、おあつらえむきのボールが飛んで
くるとは限らない。結果は運に左右されることも多いのだ。

■大幅収入減でも、独立リーグや社会人、台湾プロに活路

 彼らが目指すのはプロ野球12球団との契約だ。昨年のトライアウト参加者に
今季東京ヤクルトでプレーしたユウキ(田中祐貴)がいる。オリックスから戦力外通告を受け、
トライアウトに参加。ヤクルトから合格通知を受け育成選手契約を交わした。
チームに使える先発投手が少ないという運にも恵まれて5月に支配下選手登録。
先発ローテーションの一角に食い込み5勝6敗という成績を収めた。
今季の年俸は340万円だったが、その活躍が認められて来季は約7倍の2400万円になった。
このような成功例もある。「もう一度チャンスをもらえればオレだって」。
参加選手は皆そんな思いでトライアウトに挑戦するのだ。

(つづく)

4:裸一貫で墜落φ ★
09/12/15 15:55:11 0
(>>の続き)

 しかし、12球団からの契約は高いハードルだ。今年のトライアウト参加者で契約できたのは
今のところ千葉ロッテに入った山田秋親投手、的場直樹捕手(ともに元福岡ソフトバンク)、
阪神と育成選手契約をした西谷尚徳(元楽天)の3人しかいない。

 最近ではプロ野球もだいぶオープンになり、トライアウトには独立リーグ、社会人野球のクラブ、
台湾プロ野球のスカウトなども選手を物色しにくる。12球団と契約できなかった選手は、
そちらに活路を求めるケースもある。だが、この場合は収入も大幅減になる。

 大不況下、雇用情勢は厳しさを増す一方だが、プロスポーツ選手も例外ではない。
好きなことができるのだからまだ幸せといえるにせよ失業者と同様の不安を味わっている
選手も少なくないのである。

 スポーツを報道するメディアは勝利した者やヒーローばかりを取り上げる。
しかし、その陰にはこんな選手たちもいる。戦力外通告を受けた時は落ち込んだはずだ。
それでも気力を奮い立たせてトライアウトに臨み現役続行に執念を燃やしている。

プロスポーツ選手は夢を与える存在といわれるが、厳しい時代の今は、
こうした逆境の選手のチャレンジする姿勢に勇気がもらえることがある。
トライアウトに臨んだ選手がどこかのチームでプレーしている姿を見たら、
心から声援を送りたいものだ。

5:名無しさん@恐縮です
09/12/15 15:55:25 ZIibu45o0
クラブ大杉


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch