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セイコーエプソン:社長会見 危機を「追い風に」 体質改善急ぐ /長野
セイコーエプソン(諏訪市)の碓井稔社長は年末定例の会見を開き、1年を振り返って「経済
危機で大変な年だったが、課題への認識を共有したことで、かえって追い風になった」と強調。
プリンターなど強みを生かせる分野に経営資源を集中し、「今までにない強じんな企業体質を
つくる」と意気込みを語った。一方、最近の為替レートについては「1ドル=110~120円には
戻らないだろう。今の日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を考えると80~90円は行き
過ぎだが、90円でも耐えなければならない経済環境だ」と見通しを語った。
また、同社が支援する社会人サッカーの松本山雅がJFL(日本フットボールリーグ)昇格を
決めたことに、「私も応援に行って感動した。暗い世相に大きな力を与えてくれた」と活躍をたたえた。
同社は、昨秋以来の世界的な景気後退の影響を受け、08年度通期で最終損益が過去最悪
となる1113億円の赤字を計上した。09年度は上期で赤字幅が縮小。第2四半期(7~9月)では
営業・経常損益とも黒字を確保するなど回復傾向で、通期では「経常損益でイーブン(0円)を
目指す」(碓井社長)としている。【武田博仁】
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