09/12/13 13:03:28 0
楽天の山崎武が12日、今月末に行われる予定の契約更改交渉で、
今季年俸1億8000万円(推定)から7000万円増となる2億5000万円を
希望額とする考えを明かした。
譲れない最低ラインを設定した。10日、首位打者を獲得した鉄平が
6800万円増の1億2000万円で更改。39本塁打、107打点と2部門で
リーグ2位の成績を残した主砲には、鉄平と同等以上の働きをしたという自負がある。
だからこそ、「アップ率では鉄平に勝てないけど、アップ額では超えたい」と言う。
鉄平が6800万円増なら、自らは少なくとも7000万円増。単純明快な論理で
数字をはじき出し、「正月におせち料理が3品くらい欠けていると寂しい。どうせなら
高いおせち料理を買いたいから」とジョークを飛ばした。
年俸の大幅増とともに、41歳が欲しているのは2年間の複数年契約。ただ、2つの
願いが同時にかなう見通しは立っていない。年俸を抑え気味にしながら、2年契約を
提示される可能性もある。高額を期待できる単年と低額の複数年と、両てんびんに
かけたとき、どちらを選ぶのか。「それは話を聞かないと分からない。下交渉も何も
してないから」
この日、山崎は仙台市内のショッピングセンターで開かれたトークショーに参加。
約500人の前で「来年400本塁打の仲間入りをして、おじいちゃんになった時、孫に
自慢したい」と語った。残り37本。400本塁打の達成者は過去15人のみ。衰え知らずの
長距離砲は、交渉のテーブルで満額回答を勝ち取って新たな記録に挑む。 (永山陽平)
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