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個性的な悪女役など実力派女優の佳那晃子(53)が、闘病で休んでいた女優業を4年ぶりに再開させる。
重度のネフローゼ症候群で一時は引退も考えたという。
腎臓疾患のネフローゼは多量のたんぱく質が尿に排出される病。
健康が自慢だった佳那は2005年、花粉症治療中に異変が起きた。
「むくみがひどくなり、病院に行くと即入院でICU(集中治療室)に。腎不全の一歩手前でした」。
医師から家族には生命の危険もあると説明されたという。
ICUではステロイド治療が行われ、むくみは消えた。
しかし、必要な筋肉まで奪い、体重40キロ前半の激やせ状態に。
その後、ステロイドの副作用が顔に表れた。
「ムーンフェースと呼ばれるものです。闘病中は鏡を見ても自分の顔を忘れるほどの変わりようでした」。
根気強く治療を続け9月に全快した。
復帰作は19日に東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂で上演の「名作語り 高野聖」(中村翫雀演出)。
「泉鏡花の世界をいかに伝えるか。けいこ場では純粋に演じることが心から好きだった喜びを再発見しています」と話す。
◆佳那 晃子(かな・あきこ)1956年3月8日、東京都生まれ。53歳。
74年映画「襤褸の旗」で女優デビュー。主な出演作に「魔界転生」(深作欣二監督)、
「鬼龍院花子の生涯」(五社英雄監督)、「虹の橋」(松山善三監督)など。
ソース:スポーツ報知
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画像:4年ぶりに女優業を再開させる佳那晃子
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