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米大リーグのウィンターミーティングは１０日、インディアナ州インディアナポリスで４日間の会合を終えた。
この間、ヤンキースからＦＡ宣言した松井秀喜外野手（３５）には、全く動きがなかった。
ヤンキースはこの日、ジェイミー・ホフマン外野手（２５）をナショナルズから補強した。
メジャー経験はほとんどないが、外野ならどこでも守れ、松井と同じくＦＡとなった
デーモン外野手との交渉を有利に進める道具に使われそうだ。
こうした中、これまで「松井はニューヨークとサヨナラ」と書き続けてきたニューズデー紙の
ベテラン・コラムニストが「今週１週間、多くの人と話した結果、松井は来季ニューヨークに
戻ってくると信じるに至った」と、松井残留に転じた。
松井に関してはエンゼルスとホワイトソックスが関心を示しているが、
「エンゼルスは松井がＤＨだけでなく、外野として守れることが前提となっている。
ホワイトソックスは（可能性が）ない。アスレチックス？ 勘弁してくれ」（同紙）
松井が帰ってくると確信した理由のひとつに、キャッシュマンＧＭと日本人記者団との
やりとりがあるといい、「キャッシュマンは日本のメディアにとって、松井の去就がどれほど
大きいかを理解し、連日丁寧に会見に応じてきた。それは松井と松井の背後にある
日本市場の重要さを分かっているからだ」という。
守備機会を求める松井について「来季もＤＨ専念」など非情な発言が目立つ
キャッシュマンＧＭだが、完全に「松井と日本市場」を切るつもりなら、これほどまで
丁寧な応答にならないだろうというのが同紙の意見で、「時間はかかるが、
双方が納得する額で折り合うはず」としている。
ソース：Yahoo!スポーツ - MLB - ／夕刊フジ（12:11 16:57）
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