09/12/11 16:17:55 0
猛省の特別表彰-。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小泉直会長は
10日、都内で行われた2010年ツアー日程発表会の席上、
7日のJGTO表彰式で最優秀選手賞(MVP)を逃した池田勇太(23)に
「特別貢献賞」(仮称)を贈る考えを明らかにした。
「MVP騒動について、池田選手への配慮が不足していた。猛烈に反省している。
すべて私の不手際です」。この日、小泉会長はこう陳謝した。
同会長は7日、都内のホテルで催されたJGTO表彰式に先立ち、
ツアー規定で獲得ポイント1位の池田(獲得106ポイント)に代えて、
獲得100ポイントで2位の石川遼(18)を「私の判断で」MVPに選出した。
今季4勝を挙げ、史上最年少の賞金王獲得。さらに海外でも活躍した石川の評価に
異論はないが、MVP選出には具体的な数値(3部門の獲得ポイント)を挙げて
明文化されている。つまり、今回の「会長判断」はルールを無視した『超法規的措置』だった。
加えて7日、報道関係に配布された表彰資料からMVP争いの獲得ポイントランクが
欠落していたことも、隠ぺい工作ではないかと問題を大きくした。
その意味では池田だけでなく、特別扱いされた石川も「被害者」に違いない。
事前に特例を知らされていれば、辞退することもできたのだから。
同会長は、こう説明する。「(MVPの)選出規定は99年から見直されていない。
海外での活躍が反映されないのは、いまの時代に即していない。来年は(規定を)見直したい」。
とはいえ、現行のルールはルール。独断専行の会長判断は強引すぎた。
この“勇み足”が明らかになった8日、JGTOにはファンからの抗議電話が殺到。
同会長が「騒動」と表現した事態に陥った。
この日「池田選手の名誉を高める手法として」打ち出した
『特別貢献賞』(賞金100万円)は本来、石川にこそ贈られるべきものだった。
URLリンク(www.sanspo.com)
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