09/12/10 17:47:06 0
日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が9日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、
6000万円増の年俸3億3000万円プラス出来高払いで1発サインした。
一方、今季もパ・リーグ制覇を果たしたチームは、外国人選手を除く支配下登録選手の
平均年俸では12球団中で下から数えた方が早い8番目。人件費には厳しい枠が設けられ、
いよいよエースへ支払う高給もリミット間近。周囲は「ポスティングシステム(入札制度)での
メジャー移籍が近い」と色めきだっているが…。
この男にはもはや、新聞、テレビの報道でおなじみの「金額は推定」の表記も必要ない。
ダルビッシュは自ら「6000万円アップの3億3000万円です」と明言してしまったからだ。
年俸1500万円で迎えたプロ1年目の2005年に5勝(5敗)を挙げて以降、
3000万円→7200万円→2億円→2億7000万円→3億3000万円とトントン拍子に昇給。
史上最年少で3億円プレーヤーとなった日本のエースの年俸は、今後どこまで上がるか予測もつかない。
一方、ここ4年で3度日本シリーズに進出している日本ハムだが、今季の開幕時
支配下登録選手の平均年俸(日本プロ野球選手会調べ)では12球団中8位の3305万円。
「ウチは補強に金をかけずに結果を出す方針ですから」(球団幹部)と胸を張る通り、
その費用対効果には恐れ入るが、悲しいかな資金力に限りがある。
球界関係者から「松坂が2006年オフにレッドソックスへ移籍した際、
西武にはポスティング史上最高の移籍金約60億円が入った。
不況のご時世だから微妙な面もあるが、ダルビッシュなら松坂以上のビジネスが成立する
可能性があり、日本ハムにとってもおいしい話」という声があがっている。
日本ハムでは06年限りで新庄が引退、小笠原が巨人へFA移籍して、戦力、観客動員ともに
大幅減が心配されたことがあった。実際には翌07年、リーグ連覇を果たし、観客動員も
大幅アップ(前年比14.3%増の183万3054人)し、今季に至るまで右肩上がり。
(>>2以降に続く)
ソース:ZAKZAK(12/10)
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