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今季のJ1最終戦を5日に終えた名古屋グランパスは8日、天皇杯準々決勝(13日、瑞穂陸)に向けて、
愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習を再開した。
母校の筑波大から4選手が新加入したFC岐阜との対戦となるDF阿部翔平(26)は
「後輩には申し訳ないが、力を出し切って勝つ」と、闘志を前面に押し出した。
今季、FC岐阜には、阿部の母校・筑波大から、DFの野本と田中、MF永芳、FW西川の大量4選手が入団した。
「4年生の時の1年生です。野本、永芳とは一緒にプレーもしました」と、阿部は、懐かしく当時を振り返った。
あいさつは受けていないが、「名古屋は近すぎて、連絡しにくいんじゃないですか」と気にはしていない。
かくいう阿部も、大先輩であるFC岐阜の今西社長兼GMに、「そう言えば、まだあいさつしてませんね」と苦笑した。
昨季はJ1全34試合に出場した阿部だが、天皇杯4回戦の岐阜戦はベンチを外れた。
今季の開幕直前のプレシーズンマッチは、1月の日本代表合宿での左足アキレスけん痛が完治せず欠場した。
岐阜との対戦には縁が薄く、08年のプレシーズンマッチ以来となる。
そのせいか、岐阜がどんなサッカーをするというイメージはない。
後輩は全員、試合出場を果たしているが、テレビでしか見たことがない。
最近は疎遠になっているが、永芳とはメールも交わす仲だ。しかし、かわいい後輩に対しても、勝負となれば話は別だ。
一発勝負の天皇杯、格下のJ2との戦いに、やりづらい面が多々ある。しかし、阿部は断言する。
「リーグ戦でも、ウチは下位チームに負ける悪い傾向があった。
後輩には申し訳ないけど、次はしっかり勝つべき試合」と、全力を出し切って臨む。
終わったばかりのリーグ戦と、同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。