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キム・ヨナは今回のグランプリ(GP)ファイナルで安藤美姫(日本)を
かろうじて抑え、優勝した。
五輪本番を前にした最後の公式試合ということで、大きな関心を集めた
キム・ヨナだったが、まさかの回転不足判定で、ショートプログラム(SP)
では1位を逃した。さらに、フリーでは試合前に左右のエッジをぶつけ、
左エッジが完ぺきではない状態ながら、見事な演技で優勝を果たし、
より意義深い大会になった。
キム・ヨナがかろうじて優勝したことで、一見、ほかの選手たちに
「キム・ヨナに勝つ可能性が見えた」という自信を与えてしまったかのようだが、
よくよく分析してみると、キム・ヨナという壁の高さを実感させる大会だった
ことが分かる。キム・ヨナが大きなミスをしない限り、ほかの選手たちが実力で
勝つのは不可能だということだ。
キム・ヨナのSPは65.64点で、安藤美姫(66.20点)に0.56点の後れを取った。
完ぺきに跳んだはずのトリプルルッツ-トリプルトーループのコンビネーション
ジャンプで、トーループが回転不足と判定され、基礎点は10.00点から7.30点と
2.70点マイナスされた。回転不足と判断されなければ、68.34点で1位になったはずだった。
また、キム・ヨナは2回目のジャンプであるトリプルフリップが成功していれば、
余裕で70点を上回り、優勝を早々に決めることもできた。キム・ヨナは試合直前の
ジャンプ練習で尻もちをつき、動揺したまま試合に臨み、安藤は判定疑惑の声を
浴びながら、かろうじてSPで1位になった。
フリーも同じだ。ジャンプで数回ミスしたが、123.22点で唯一120点を超えた。
GPシリーズ6大会とGPファイナルを合わせ、7大会のフリーで120点を上回った選手は
キム・ヨナだけだ。安藤の得点119.74点は、自身の今季最高点だった。
(>>2以降に続く)
ソース:朝鮮日報(12/09 09:20)
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