09/12/03 10:21:52 0
今季限りで磐田を退団する元日本代表FW中山雅史(42)が、
J2札幌を移籍先の最有力候補として前向きに検討していることが2日、分かった。
中山の代理人であるARSの高井竜司氏(46)がこの日、獲得オファーを出している
札幌の強化担当者と初交渉を行った。J2熊本やJFL町田ゼルビアとも交渉しているが、
昨年までJ1だった札幌の医療面での充実した環境に好印象を持ったようで、
42歳という年齢を考慮し、前向きに交渉していく姿勢を見せた。
一気に移籍が決まる可能性も出てきた。
複数の関係者によると、中山の代理人の高井氏がこの日、札幌側と初交渉した。
前向きな話し合いに終始したようで、高井氏も「思いのほか高い評価を頂いている」
と認め、札幌が移籍先の最有力候補に急浮上した。実は中山が11月9日に磐田から
戦力外を通告されて以降、複数のクラブから獲得オファーが届いたが、
真っ先に手を挙げていたのが札幌だったという。
来年で43歳を迎え、プロサッカー人生16年で多くの古傷を抱える中山は、
移籍先の条件として医療面の充実を最優先している。退団決定直後にも
「サッカーへの情熱がなくなることはない。だけど、医療面での不安は正直ある」
と話していた。札幌は専用クラブハウスを持ち、3人のトレーナーが常駐し、ドクターもいる。
10月には総工費約5億円をかけた、いつでも使用可能な室内サッカー場もオープン。
関係者も「環境面ではJ1の他のクラブにも見劣りしない」と胸を張る。
一番の懸念事項だったメディカル面での問題が解消したことで、
中山も札幌へ気持ちは傾いたようだ。
(続く)
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