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韓国と日本を代表するフィギュアスケート界のスター、キム・ヨナ（19）と浅田真央（19）
の立場が一転してしまった。
4年前の2005年12月、フィギュア界に日本の天才少女が大旋風を巻き起こした。
当時15歳だった浅田はシニアの舞台にデビューするや、国際スケート連盟（ISU）
グランプリ（GP）シリーズのファイナルで優勝した。冬季五輪の優勝候補だった
イリーナ・スルツカヤ（ロシア）に8点差をつけて大会を制し、東京・代々木第一体育館
に詰めかけた日本のファンに新女王誕生を予感させた。
だが1990年9月25日生まれの浅田は、ISUが定める年齢制限（7月1日に満15歳以上）
により、冬季五輪の代表資格を得ることができなかった。これをめぐって、
日本のスケート界は「ISUは例外を認めるべき」と声高に叫んだ。
海外メディアも｢浅田が五輪に出場すれば優勝は十分に可能｣と報じ、論争をあおった。
一方キム・ヨナは2005年11月、ジュニアGPファイナルに優勝。韓国選手としては初めて
世界ランキング20位圏内（15位）に入ったが、知名度や技術などすべてにおいて浅田に
及ばなかった。
しかしキム・ヨナはその後、著しく飛躍した。フィギュア界は徐々にキム・ヨナ対浅田
という2強の構図になっていった。昨年は浅田の活躍が目立った 1年だった。浅田は
2月の4大陸選手権（京畿道高陽市）で優勝。そのときキム・ヨナは腰痛と股関節の
故障で、治療とリハビリを行っていた。浅田は1カ月後の世界選手権（スウェーデン・
ヨーテボリ）でも優勝、一方のキム・ヨナは痛み止めを打って出場し、何とか3位に入った。
そして昨年12月のGPファイナル（京畿道高陽市）も浅田が制した。浅田は同大会の
フリーで、女子フィギュア選手史上初めてトリプルアクセルを2度成功させるという
快挙も成し遂げた。対するキム・ヨナは同大会2位に終わった。
（>>1の続き）
ソース：朝鮮日報（12/02 11:42）
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