09/12/01 23:31:51 0
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初挑戦のJ1で残留を果たしたサッカーのモンテディオ山形。
J2中位クラスの資金力で最下位を予想する声が多かっただけに、最終節を残しての残留は強烈なインパクトを残した。
身の丈にあった運営とチーム強化。Jリーグに新風を吹き込んだと言える「山形スタイル」を検証する。
「J1に残ることができたら“歴史”だよ。全国の隅々に勇気を与えられる」。Jリーグ開幕を半月後に控えた2月中旬の宮崎キャンプ。
報道陣に厳しい下馬評の感想を問われた小林伸二監督は、そう自らの思いを口にした。
今季のモンテディオ山形は、まさにJリーグの「常識」を覆す結果を残している。
■J1最低額
チームを運営する県スポーツ振興21世紀協会(海保宣生理事長)は、
今季、昨シーズンよりも約3億円増となる10億円の事業規模でJ1に挑んだ。
昨季、広告料をはじめとした収入は7億3700万円だったが、
それには「J1昇格強化準備引当金」の取り崩しや移籍金収入が含まれている。
「(チーム財政の)実力は5億5000万円。事実上の倍増」(海保理事長)だった。
Jリーグで唯一、公益法人が母体の山形。10億円は「身の丈に合った数字」(海保理事長)となっている。
(続く)