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ストーブリーグの炎がなかなか燃え上がってこない。
昨年はヤンキースがCC・サバシア、A・J・バーネット、マーク・テシェイラのFA(フリーエージェント)トリオに
総額4億ドル(約400億円)以上を支払う大盤振る舞いで大いに盛り上がったことを考えると、なんとも寂しい序盤戦だ。
現在のところ、FA申請した171選手の中でボビー・アブレイユが2年1900万ドル(約19億円)で
エンゼルス残留を早々に決めたが、ほかの有力選手はレンジャーズからFAとなったオマー・ビスケルと、
アンドリュー・ジョーンズがいずれもホワイトソックスに移籍したぐらい。
2人とも10年前ならビッグニュースになった名選手だが、今は残念ながらピークを過ぎ、移籍先での扱いはベンチ要員。
ストーブリーグは一体どうしてしまったのか。その背景を探りながら、今後の展開を予想してみよう―。
ストーブリーグの開幕はいつになく早かった。ワールドシリーズの真っ最中に岩村明憲のレイズからパイレーツへのトレードが発表され、
それをきっかけにブルワーズのJ・J・ハーディー(ツインズへ移籍)や、ロイヤルズのマーク・ティーエン(ホワイトソックスへ移籍)といった
チームの中心になるはずの選手も動いた。ところが、それからトレード戦線はパッタリと止まり、FA市場と同様に様子見になってしまった。
こうした状況の背景にあるのは、まずFAの近年にない不作が挙げられる。
ビッグスリーといわれているのはジェイソン・ベイ(レッドソックス)、マット・ホリデー(カージナルス)、そしてジョン・ラッキー(エンゼルス)だが、
パワーバランスを変えられるほど大きなインパクトを持たない。
すでにベイがレッドソックスから4年6000万ドル(約60億円)のオファーを蹴ったことで、
獲得の動きをみせていたジャイアンツが手を引いたとの情報もある。
ホリデーとラッキーに関しても複数球団が強い関心を示しているようだが、積極的なアプローチはしていない。