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徹底調査 カネ・ストレス・役得ほか、知られざる「おいしさ」と「まずさ」
ニッポンの人気職業 その実態(上)
激務だが、のし上がれば巨額の報酬が待っているコンサルタント。この不況で大打撃を受けて、
仕事も旨味も激減したテレビプロデューサー。人気職業の実像を証言を丹念に集めて、
浮き彫りにした、2週連続ぶち抜き大特集の第1回―。
(省略)
■テレビプロデューサー
【ゴルフ接待にキックバックも今は昔。ストレスで倒れる人多数】
●仕事も経費も半減
テレビ業界に強烈な寒風が吹きつけている。民放キー5局の'09年中間決算では、
前年同期に比べ、5社合計で約660億円もの大幅減収になったのだ。その中、
派手なイメージのプロデューサーは今、どんな日々を送っているのだろう。
テレビプロデューサーは大きく3つに分けられる。「局プロデューサー」「制作会社プロデューサー」
「フリープロデューサー」だ。年収の目安は下の表に示した通り。高額で安定している
局プロデューサーに比べて、制作会社やフリーの年収は劣る。ただし、フリーの場合、
「一獲千金」のチャンスがないでもない。
「まさにピンキリで、稼ぐ人は年収5000万円。かつて1億円稼いでいた人もいたそうですが、
ダメな人は年収が300万円にも届かない。私も調子のいい時は年に2000万円以上収入が
あったけれど、今はさっぱり。そのため、家賃40万円のマンションに住んでいたのが、
公団住宅に引っ越しました」(フリープロデューサー・43歳)
彼は今、年間10本のドラマを手がけているが、かつては年20本をこなし、報酬も1本100万円に
なった。今では仕事が半減した上、「ギャラは1本50万円にしかならない」と嘆く。
この仕事、たとえ正規報酬は少なくても、潤沢な経費から小遣いを捻出する旨味があった。
それも最近はじり貧だ。
(>>2以降へ)
週刊現代2009年12月5日号より抜粋
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