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◆VF甲府と山梨大が連携、混合芝のグラウンド整備
ヴァンフォーレ甲府が山梨大と連携し、新練習場を整備することが明らかになった。
既に天然芝を張り終え、来年1月下旬にはクラブハウスが完成。来年2月のキャンプ終了後から使用開始する予定となっている。
新練習場は中央市下河東にある山梨大医学部敷地内のグラウンド。
VF甲府がスプリンクラーを敷設、天然芝、クラブハウス、防球ネットなどを整備して大学側に寄贈する。
年間の芝の維持管理をVF甲府が行い、大学側が使用しない時間は優先的に使用できる。
一方、山梨大は学生や職員、付属病院の入院患者らに1年を通して緑に囲まれた環境を提供できるほか、
教育研究、スポーツを通じた青少年育成など社会貢献の場としても活用する。
今月上旬には山梨大の前田秀一郎学長、VF甲府の海野一幸社長の間で覚書の調印を取り交わした。
新練習場は小瀬陸上競技場と同じ夏芝と冬芝の混合芝で、冬場のハードなトレーニングにも対応。
これまで、冬場に人工芝での練習を余儀なくされていたが、負担の少ない天然芝の新練習場完成で、けがの予防も期待できる。
「試合と練習の芝の感触が同じになることは大きい」(石原克哉)。選手には小瀬と同じ芝で練習するメリットもある。
VF甲府は今季、日本サッカー協会の補助金などを受けて昭和町が整備した押原公園を中心に練習。
1週間の使用日数が限られているため南アルプス市、韮崎市、甲斐市などの練習場を転々としてきた。
来季は押原公園と新グラウンドの2カ所がオールシーズンの拠点となり、トレーニング環境は改善される。
「クラブにとって練習場の固定化は悲願だった。環境の充実でオフの戦力補強も優位に進めることができる」とVF甲府の海野社長。
山梨大は「学生の体育教育、社会貢献の場として有効活用していきたい。お互いにとってメリットがある」としている。
写真 小瀬陸上競技場と同じ天然芝が張られたVF甲府の新練習場=中央市内
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