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「誤審もサッカーのうち」と寛大に考えるべきか、それとも「最新技術を導入して誤審を防ぐべき」なのか。
世界中のサッカーファンの間でホットな論争が巻き起こっている。
ことの発端は来年のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の
出場権がかかった18日の欧州地区プレーオフ、フランス-アイルランド戦。
延長前半13分、フランスは主将のアンリ選手のアシストで決勝点を奪い、W杯切符をつかんだ。
ところが、この決勝点の場面で、アンリ選手は左手でボールを止めている
反則シーンがテレビの映像でくっきりと映し出されていた。アンリ選手本人も試合後、
ボールを手で触ったことを認めており、アイルランド協会は国際サッカー連盟(FIFA)
とフランス協会に対し、再試合を要請した。
しかし、FIFAは「ルールは審判の決定が最終的なものと明記している」として却下。
フランス協会もFIFAの見解をもとに再試合を拒んだ。アイルランド協会は引き下がるしかなく、
一件落着となったが、後味の悪さを残した。
古くは1986年W杯メキシコ大会でのマラドーナ選手(アルゼンチン)の「神の手ゴール」
など、「誤審」を巡るエピソードは枚挙にいとまがない。審判も人間、完全無欠を求めるのは
無理がある。「誤審を含めそれがサッカー」という牧歌的な考えもあるが、
サッカーW杯はいまや五輪をもしのぐ巨大ビジネスに成長している。影響の大きさを考えると、
誤審騒ぎを放置することがサッカーの将来に得策とは思えない。
大リーグは昨年8月から本塁打の判定に限りビデオ判定を取り入れた。
日本のプロ野球もセ・リーグが来年から導入する。すでに大相撲は40年前、
行司差し違えで横綱・大鵬の連勝が45で止まった一番が元になり、ビデオ映像を利用している。
(>>2以降に続く)
ソース:毎日新聞
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