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ミス慶応は今年が見納め!? 慶大三田キャンパスで開催中の「三田祭」で２２日、ミス慶応コンテストが行われ、
第２６代ミスに文学部３年秦綾佳さん（２０）が選ばれた。
同コンテストを主催する広告学研究会の学生１０人が今年９月、東急東横線日吉駅構内を全裸で走り、
公然わいせつ容疑で書類送検。同研究会はこの日から無期限活動停止に入った。
来年以降の開催は白紙で、秦さんが最後のミス慶応になる可能性もある。
異例の幕開けだった。コンテスト冒頭、広告学研究会の野木志彦統括が登壇。
学生らで埋まった客席に深々と頭を下げた。「報道の通り、当会の会員１０名が騒動を起こしてしまい、
さまざまな方にご迷惑をおかけしたことをおわびします。
今日のコンテスト終了をもって広告学研究会は休部いたします」。客席はシーンと静まりかえった。
ミス慶応は、同大の公認サークルである広告学研究会が主催。
これまでフジテレビ中野美奈子アナ、日本テレビ鈴江奈々アナ、テレビ朝日竹内由恵アナらを輩出し
「女子アナの登竜門」と言われる。だが９月２０日未明、
同研究会の学生１０人が横浜市の東横線日吉駅構内を全裸で走り回り、公然わいせつ容疑で書類送検。
今年の開催が危ぶまれていた。結局は７月からプレイベントを続けていたこともあり、
協賛企業に迷惑がかかると開催を決断した。
毎年注目されるミス慶応コンテストは、企業にとっても絶好のＰＲの場だ。
今年もヤマハ、ファンケルなど５企業が独自のミスを選出し、自社商品を副賞として提供した。
また、会場には１０００人近い観客が列をつくるなど、相変わらずの人気ぶりだった。
広告学研究会の無期限活動停止により、来年以降の開催は不透明。
他団体が引き継いで存続する可能性もあるが、三田祭実行委幹部は
「今はまったくの白紙の状態。どうなるか分からない」という。
この日、第２６代に輝いた秦さんが最後のミスになる可能性もある。
会場を訪れた２５歳の慶大ＯＧは「ミス慶応は三田祭の目玉。なくなるとしたら寂しいし、続けてほしい」と話していた。
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