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プロ野球の年金運営委員会(委員長=加藤良三コミッショナー)が22日、東京都
内で開かれ「適格退職年金」が2012年3月末で廃止されるのに伴い、選手年金
の今後の在り方についての説明が行われた。
選手年金には監督、コーチ、選手、審判員が加入しており、加入者と日本野球
機構(NPB)からの拠出金で運営されている。対象者は現役選手が約800人、
年金受給者と待機者が約800人。
関係者によるとNPBは毎年約6億円を拠出している。現行の制度では、拠出金を
税制上は損金として処理できたが、その優遇措置を受けられなくなると、負担額が
約4割増えると予想される。
選手は厚生年金被保険者ではないため、確定給付企業年金などへの移行は
難しいとみられている。このため、NPBでは解散も視野に今後、協議を続ける。
日経:
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