09/11/22 07:12:06 P
(>>4以降からの続きです)
--バレーをやめたらつらいトレーニングからも解放される?
「でも自分は両膝を手術してるんで、しっかりトレーニングして体を維持しておかないと。
バレーをやめた後も週に数回ジムに行ったり、走ったり歩いたりしようとは思ってます。
今までは試合に出るためにやってきたけど、プレッシャーもなく楽しく取り組めるんではないかな」
--気になるのは引退後の進路ですが?
「私個人としては、バレー一筋でずっとやってきたので、
これからはサントリーのビジネスマンとして働くべきかなとも思います。
その一方で、今まで養ってきたことを生かして小さな子供たちを指導したり、
サントリーのチームに残って監督のサポート(コーチングスタッフ)をするというのも選択肢としてあります。
どっちの道がいいのかな、と考えています」
--日本代表として長く関わってきた分、いまの日本バレー界に対する思い入れも強いのでは?
「北京のオリンピックには行きましたが、それでもバレーに対する注目度は思ったより少ない。
やっぱり国際試合で勝つことが必要。次のロンドン五輪には絶対行かなくちゃいけないし、勝つことが大切。
プロ野球も国際大会のWBCでの優勝があってファンの注目が集まったし、
私が好きな阪神タイガースだって、勝てるチームになったから弱いころに比べて球場に見に来るファンが増えたでしょう」
--Vプレミアリーグの人気向上も大切ですね
「例えば大阪府立体育館なら満員で入場者8000人ですが、
僕が19歳か20歳の時にはどの試合もソールドアウトばかりでした。
そこから人気がガクンと落ちて、観客300人といった状態でやったりもした。
いい時、悪い時両方を経験し、やはり勝つチームだからファンも増えるし、スター選手も出る。
スターが出れば、メディアの方もお客さんも放っておかない。
そういう意味ではアジアでは絶対に優勝するという形を確実に作っていかないといけない」(続きます)