09/11/20 05:38:05 P
国内FAを宣言した日本ハムの藤井は19日、北海道登別市内のホテルで
行われた選手会納会に参加した。
交渉解禁初日にオファーはなかったが「ボクは待つだけなので、まだ決まって
いません。獲ってくれるところがあったらそこに行きます」と11球団OKの姿勢
を示した。
藤井は、1軍登録日数が145日を満たし8シーズンに達すれば国内FAできる
制度となってから初の宣言選手。しかし、今後12球団のいずれとも契約が
できなかった場合、現行ルールでは海外球団だけでなく、国内独立リーグの
球団とも契約できないことが野球協約に明記されている。
FA選手が移籍できない事態は想定外だが、オファーがなければ来季の
マウンドに立つ方法はなく、解禁直後とはいえ苦しい立場に置かれた。
一方、協約上は日本ハムの契約保留選手とみなされ、来年1月10日以降も
契約できなければ、日本ハムに保留手当の支払い義務が生じる可能性もあり、
国内FAについて再検討の議論が起こりそうだ。
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納会では笑顔の藤井(右)だったが、手を挙げる球団がなければ“浪人”の危機も。左は多田野
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