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待望の抑え獲得だ。楽天は17日までに、ツインズのフアン・モリーヨ投手(26)との
契約に大筋で合意した。自己最速104マイル(約167キロ)を誇る右腕で、
ブラウン監督が就任した新生・楽天の最大の補強ポイントだった守護神候補を手に入れた。
モリーヨはメジャーでは通算9試合で0勝0敗と実績はないが、
米球界関係者の間では「剛腕」と有名だ。1メートル90の長身で、
ホワイトソックスのマイナー時代には最速104マイルを記録。まだ粗削りだが、
常時150キロを超す直球を武器に今季は3Aで46試合に登板し5セーブを記録した。
26歳という若さも魅力で、今後の成長も期待できる。
楽天は今季、途中加入した福盛の10セーブがチーム最多。CS第2ステージ初戦では
8、9回に8点を奪われて日本ハムに逆転負けを喫するなど、絶対的守護神の不在が響いた。
ブラウン監督も「補強ポイントはリリーフ陣」と要望。計41勝を挙げた岩隈、田中、永井の
最強3本柱を擁するだけに、懸案事項の抑えにメドが立てば、十分優勝を狙える戦力が整う。
争奪戦にも勝った。8日には、阪神がモリーヨ獲得を目指すことが明らかになったが、
楽天はその時点で身分照会を済ませており、球団首脳は「1年前からマークしていた。
他球団の動きとは関係なく、ツインズの支配下の選手なので球団同士を
窓口に正規のルートで交渉した」と説明した。ブラウン監督と同じアラン・ニーロ氏が
代理人だったことも、少なからず有利に動いたといえる。
モリーヨは現在、地元・ドミニカ共和国のウインターリーグに参加中。契約の細部が詰められ、
近日中に正式発表となる。来季、球団初の日本シリーズ進出を狙う楽天に心強いピースが加わる。
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