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プロ野球にとって課題となっていた日本代表の継続的な活動へ、前向きな動きが出てきている。
18日に行われるオーナー会議では、代表チームによる国際試合などの開催が検討される。
今春の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で原監督率いる「侍ジャパン」は連覇を果たした。
だが、必ずしも万全な体制での勝利ではなかった。
プロが日本代表に参加したのは1999年のシドニー五輪予選から。
ただ、各球団の思惑が絡み合い、監督や選手の選考はスムーズには進んでこなかった。
国際大会は経験が大事と言われながら継続性は薄く、その場限りのチーム編成に終始してきたといえる。
2年続けて代表が編成された北京五輪と第2回WBCで監督、コーチはすべて入れ替わった。
指導に一貫性を持たせる目的で、代表監督の常設を求める声にも「報酬など経費がかかる」と否定的な空気が強かった。
流れは変わりつつある。財政難に陥っている日本野球機構の増収策の柱に、日本代表が据えられる予定。
財政面の問題が、逆に代表チームを「常設」することへの追い風となっている。
球界幹部の一人は「まだ夢物語の部分もある。実現に向けて乗り越えないといけない壁は多い」と言う。
それでも、2013年に予定されているWBCでの3連覇に向け、強化活動が推進され始めようとしている。
ソース:Sponichi Anex(11/17 17:45)
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