09/11/13 10:31:41 0
オイルマネーを背景に、中東のクラブは世界中から選手を獲得している。カタールの
アルガラファで活躍している元ブラジル代表MFジュニーニョら、代表クラスもプレー。
ブラジル選手も多く、同国出身の闘莉王にとっては溶け込みやすい環境でもある。
闘莉王は「欧州も中東も、今の(浦和での)条件と同等のものを提示してくれている。
帰国して、代理人と相談しながら25日までに決めたい」と話した。
一方、W杯南アフリカ大会を控えての海外移籍は、大きな賭けでもある。新天地で
コンディションを整え、レギュラーポジションを奪うことは、才能に恵まれた闘莉王といえども
容易ではない。闘莉王は今回の南アフリカ遠征出発前、リスクを覚悟の上での決断で
あることを、岡田監督に直接伝えた。岡田監督からは意思を尊重され、激励を受けていた。
12月5日のJ最終節、埼玉スタジアムでの鹿島戦が、レッズの闘莉王としては区切りの
ゲームとなる。16歳で単身ブラジルから千葉に移り住み、22歳の誕生日に、涙を流しながら
日本国籍取得申請書類を水戸市役所に提出した。それから6年。高みを目指す闘莉王は
また1つ、大きな決断を下した。
(了)