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来年の南アＷ杯で日本代表がベースキャンプに予定する同国南部ジョージのホテル
「ファンコート」が、５つ星の超豪華ゴルフリゾートであることが１１日、分かった。
治安の悪さが懸念される南アだが、“サムライ・ブルー”は世界トップクラスの施設で、Ｗ杯４強入りを目指す。
ジョージ郊外に位置するファンコートは甲子園球場約４７０個分（６１３ヘクタール）の広大な敷地に
３つのゴルフコースを備えた南アフリカ随一のゴルフリゾート。
０８年に米誌ゴルフ・ダイジェストの「世界のベスト・ゴルフホテル」の８位にランクイン。
０５年の第１回女子ゴルフＷ杯では宮里藍＆北田瑠衣組が優勝した、日本にとって縁起のいい場所でもある。
１５０室ある宿泊施設はそれぞれが独立したロッジ形式。日本代表は一部を借り上げる予定だが、
正規料金は超高級のプレジデンシャルで１泊１万２６２５ランド（約１５万５０００円）。
デラックススイートが５５５０ランド（約６万８０００円）、スタンダードツインでも３９４０ランド（約４万８０００円）。
２５室借りるとすれば１泊最低１２５万円、日本が勝ち進んで１カ月なら３７５０万円以上もかかる計算だ。
その代わり、敷地は電気を流したワイヤで包囲され、２４時間体制で警備も万全。
１日約５０件の殺人事件が起きるほど凶悪犯罪率が高い南アだが、ホテル内は別世界となっている。
トレーニング施設やローマ式の大浴場、温水プールなどを完備。
客室からは美しいゴルフコースや庭園を眺めることが可能だ。
ブランディング・マネジャーのローレン・コリアーさんは「宿泊者のすべての要求に応えることができる」と胸を張った。
Ｗ杯に向け、客室も改装済み。岡田ジャパンは世界トップクラスの施設内で集中して、Ｗ杯４強という大目標に立ち向かう。
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ファンコートのコリアー・マネジャーは、日の丸の扇子を手に快適さをアピール
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