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日米首脳会談のため訪日を控えたバラク・オバマ米大統領(48)が10日、
ヤンキースの松井秀喜外野手(35)のワールドシリーズMVPの活躍に最大限の賛辞をおくった。
「彼は素晴らしい日米関係の象徴だ」と語り、ゴジラの存在を野球を超えた日米の架け橋と位置づけた。
こんな大統領お墨付きの選手に対し、キャッシュマンGMは改めて「外野手としての信頼がない」と
ダメ出しするなど、窓際扱いしているヤンキースという球団は、いったい何様なのか?!
【ビジネスライク重視】
オバマ大統領は10日に放送されたNHKの単独インタビューの中で、
河野憲治ワシントン支局長の質問に対し、将来的に広島、長崎を訪問する
考えのあることを表明した。実現すれば、現職の米大統領としては初の被爆地訪問となる。
鳩山首相との首脳会談は「未来志向の日米関係」を念頭に行われ、
日米同盟関係の強化を図る見込み。そして、オバマ大統領はインタビューの最後に、
自ら松井の話題に変えて、日米首脳会談と関連づけるように活躍をたたえた。
「感謝しなければいけないのは、ワールド・シリーズでMVPを獲得した松井だ。
彼の活躍は、素晴らしい日米関係の象徴だ」。満面笑みのオバマ大統領。
松井の活躍は、首脳会談にはずみをつける良好な日米関係の代名詞のように取り上げられた。
ところが、その日米関係の象徴に対して、ヤンキースのキャッシュマンGMの冷たいことといったらない。
あまりにもビジネスライクな扱い。シカゴで始まったGM会議初日の9日に
「松井を外野手としては考えていない」と発言。
さらに10日、改めて「他球団がどう考えるか知らないが、うちでは指名打者。
外野手として考えていないし、その信頼はなかった」と話し、再契約した場合
でも起用をDHに限定すると断言した。
来季、外野手として完全復活を目指す松井にとっては、まさにダメ出し。
「信頼がない」とまで言われてしまっては、残留したいという希望も薄れるのは無理もない。
いかに、外交とスポーツは別ものとはいえ、ヤンキースとオバマ大統領の温度差には驚かされるばかりだ。
(>>2以降に続く)
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