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担当M(以下M):去年のナビスコカップの優勝チーム、大分がj2に降格することになりました。
ラモス(以下R):本当に残念でたまりませんね。去年は大活躍だったし、
サポーターもすごく熱心なクラブだし、日本サッカー界のためにも落ちて欲しくなかったんですけど。
M:ラモスさんはシャムスカ前監督とシーズン前に話をしたということでしたが。
R:監督は、みんなお金がないけど必死でやってくれているって話をしてました。
でも僕はそのときに心配しているって伝えたんですよ。大分のクラブ事情は知らないし、
予算のこともわかっていないんですけど、選手を補強しなくて大丈夫ですかって。
監督の指導がしっかりと伝わってナビスコカップに優勝したし、リーグの優勝争いにもからんでいたから、
大分に実力があったのは間違いないですよ。だけど、実際にピッチに立つのは選手で、
その層を厚くしないといけないのではないかと思ったんですよね。ナビスコカップを取ったから
監督や選手の給料を上げなければいけなくて、そのぶん強化費を捻出するのは
大変だったのだろうとも思いますが。
M:大分はパンパシフィックチャンピオンシップがJリーグのシーズン前にあって、
なおさら大変だったと思います。シーズン中には負傷者が続出して調子に乗れませんでした。
R:ブラジル人選手や鈴木慎吾とか金崎夢生とか、レギュラー陣が出られなくなったら力が出せなくなった。
サブの選手も頑張っていたんですけど、レギュラーとサブではちょっと力の差があったということでしょう。
詳しく見ていくと他のいろんな原因もあったんでしょう。けれど、選手層の問題が大きかったんじゃないか
と思います。僕がヴェルディの監督だったときも2年目はクラブにお願いして選手層を厚くしてもらいました。
そうでないと昇格は無理だよって言って。服部年宏や名波浩、佐藤悠介たちが来てくれたし、
ディエゴも偶然だけど入団した。それから昇格のためにとても頑張ってくれたのはフッキと土屋征夫でした。
(続く)
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