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今年で7回目を迎えた「AGTオール関西グレ釣りトーナメント大会」が10月17、18の2日間、和歌山・南紀
勝浦で開催された。この大会は、関西の各団体からトップトーナメンターが出場する。雨の中で行われた
1日目は、食いにむらがあり各選手とも苦戦していた。
2日目、大激戦の末に槇得順一選手(大阪府釣連盟)と多田浩生選手(和歌山県釣連盟)がライオン磯で
行われた決勝戦を戦った。沖に向かって左に多田選手が釣り座を取り、右に槇得選手が入った。
開始直後、両選手とも23センチほどのグレを釣り上げた。その後は両選手とも20センチ前後のコッパグレ
ばかりだったが、しばらくして多田選手の竿が大きく曲がり、30センチ近い良型グレを仕留めた。
1時間経過して場所交代。今大会はグレ10尾の総重量で勝敗を決める。すでに2人とも10尾以上、グレを釣って
いた。あとは、いかに良型を釣るかがカギだった。交代の時点では多田選手の方が少し型のいいグレを釣り
上げており、若干、リードしていた。
後半、槇得選手が多田選手のいたポイントに入った。多田選手は、竿2本ほど前にある大きなシモリの回りを
狙い良型をゲットしていたが、槇得選手は、その沖を大遠投で狙った。
すると、いきなり槇得選手の竿が大きく曲がった。シモリをよけながら魚を寄せ、30センチ級のグレをタモに
収めた。
続けて同じポイントに仕掛けを入れ、まき餌を打って少し待つと、ウキが水面に消えた。合わせると、また型の
いいグレが上がって来た。
前半リードしていた多田選手は、後半すぐに竿が折れてしまうアクシデントに見舞われた。港で検量すると槇得
選手が2346グラム、多田選手が2102グラム。優勝は槇得選手に決まった。同時に行われた3位決定戦は
石井選手が3118グラム、古久保選手が2292グラムで、石井選手が3位に輝いた。
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URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
画像
優勝した槇得選手を中央に、2位の多田選手(左)と3位の石井選手
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