09/11/06 13:12:17 0
男子ゴルフの世界選手権シリーズ「HSBC選手権」(上海・●山国際GC=7199ヤード、パー72)
で初日、イーブンパーで首位と8打差の38位発進した石川遼(18)=パナソニック=にはある
不安がつきまとっていた。プレー中に禁止されているカメラ撮影を行う悪質なギャラリーが続出。
日本でも問題になったばかりだが、国内賞金王のかかる大一番で、またも悩まされそうだ。
「きょうのカメラは大丈夫なのかな、と思うくらい、多かった。あの人数はモグラたたき状態ですね…」。
前日5日、中国で初めて試合に臨んだ18歳は、堂々とカメラで待ち構える中国人ギャラリーの行動に仰天。
独特の言い回しで、ただ苦笑いするしかなかった。
先月の「日本オープン」では、最終日にバンカーショット直前に
携帯電話のシャッターを切る電子音に気をそがれたのを機に、スコアを崩した。
その後、日本のゴルフ界ではマナー違反を撲滅するためのPRビデオを製作するなどの
対応策が功を奏し、悪質なギャラリーは減少していたが、中国はまさに無法地帯だった。
世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米国)も首位に3打差の5位と好位置に付けたが、
ギャラリーのマナー違反に「覚悟はしているけど集中するのが大変だ」とボヤいたほど。
途中、石川のスタッフが何度注意してもやめない確信犯も出ており、本人もお手上げの様子だった。
それでも、今大会は国内賞金ランクに加算されるため、賞金ランク1位の池田勇太(23)を
約440万円差の2位で追う石川にとっては1打のミスも許されない。
初日、18歳からスーパーショットが出る度に、現地ファンから「不能相信!(ブーノン シャンシー)」
(信じられない!)の歓声が起こった。今後、石川に付くギャラリーの数が増えるのは必至。
イタチごっごのなかでのプレーを覚悟するしかないようだ。
●=全の王が示
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)