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これぞエース育成メニューだ!西武のドラフト1位・菊池雄星投手(18=花巻東)に対し、
球団がオフの練習法など“雄星特別メニュー”を用意することが30日、分かった。
12月上旬の入団発表の際にトレーニングコーチが直接面談。異例の形で個人
メニューを作製する。また、エースの涌井秀章投手(23)も「相談役兼専属広報」に名乗り。
チームは総出で金の卵を将来のエースに育て上げる。
万全の状態で来年1月の新人合同自主トレ、そして開幕を迎えられるように、菊池の
ためだけに用意する特別メニュー。渡辺監督は「入団発表にトレーニングコーチを呼んで、
本人と話をさせることにした」とのプランを明かした。通常は球団主導で作ったものを
各人に配布するが、異例の形でのメニュー作製。155キロ左腕への期待の大きさの
表れだった。
入団発表は12月上旬を予定。その場に大迫トレーニングコーチが足を運んで菊池本人と
面談を行う。それまで個人で行っていた練習内容を確認。その上で「どんなメニューが
いいかを決めたい。基本はランニングなど補強中心。故障防止も考えたい」(同コーチ)という。
また、前日の指名あいさつでは菊池から担当の水沢スカウトに「どんな練習に取り組んだら
いいか」と質問があった。本人の考えを考慮し、渡辺監督は「必要なら前倒ししてメニューを
渡したい」と“至れり尽くせり”の形で対応する。
すべては黄金ルーキーを、球界を代表する投手に育てるため。選手ではエース涌井が
「じゃあ僕が相談役兼専属広報になります」と名乗りを上げた。
「自分とは(入団の際の)注目度が違いますからね。相談されれば、断る理由はない
ですから」。同じく高校から入団し、5年目にして今季は最多勝に輝くなどエースに君臨。
そんな涌井の後ろ盾があれば、菊池も何より心強いに違いない。
潮崎投手コーチも「理想としては、開幕から1軍で投げてくれれば」と期待を寄せる20年に
1人の逸材。渡辺監督は前日のドラフトで引き当てた「交渉権確定」と書かれたクジに、
自ら「将来のエースへ」とサインした。後日、本人に手渡されるその言葉を現実にすべく、
球団はあらゆるバックアップを惜しまない。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)