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仙台市は、サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台の1部(J1)昇格の
可能性が高まっているのを受け、本拠地で市施設のユアテックスタジアム仙台(泉区)に
ついて客席増設の検討を始めた。J1復帰後の入場者増を見込み、1000席前後を想定する。
改修に見合う入場者が期待できるかどうか状況を見極めた上で、本年度末までに方針を決める。
増設場所はゴール裏の両サイドで、格納可能な可動シートを500席ずつ設置する案が有力。
現在のスタジアムの収容人員は1万9694人で、実現すれば2万人を超える。着工は2010年シーズン後を想定する。
ベガルタ仙台は現在、勝ち点96の2位に付けており、早ければ11月8日に
J1昇格圏内の3位以上が確定する。クラブサイドは「客席増設の要望はまだ
サポーターから来ていないが、J1復帰が決まれば当然、出てくると思う」とスタジアム拡張の動きを歓迎する。
本拠地での平均入場者数は、ベガルタ仙台がJ1時代の03年には1万9000人を超えた。
入場券を購入できないサポーターからの要望などを受け、仙台市は増席を検討。事業費約4億円を想定した。
しかし04年にJ2に降格してから復帰を果たせず、拡張計画も立ち消えとなった。
入場者の減少も続いており、今季のホーム平均入場者数は約1万3000人にとどまっている。
仙台のプロスポーツ界は、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、
プロバスケットボールbjリーグ仙台89ERSの誕生で、ファンの獲得競争が激化している。
奥山恵美子市長は27日の定例記者会見で「J1復帰イコール増席という話にはならない。
建設費など実務的な検討がもう少し必要だ」との考えを示した。
■ソース
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