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楽天の礒部公一外野手（３５）が今季限りで現役を引退し、来季監督就任が
決定的なマーティー・ブラウン前広島監督（４６）体制下で入閣することが２５日、
明らかになった。
“ミスターイーグルス”の名で親しまれた背番号８が、バットを置く決意を固めた。
礒部は９月２８日に球団から戦力外通告を受けた際には、現役続行を希望。
他球団移籍への道を模索していた。トライアウトを受ける意向もあったが、
熟考を重ねた末に現役引退を決断した。
近鉄時代の２００１年に打率・３２０、１７本塁打でリーグ優勝に貢献。だが、
ここ数年は低迷し、今季はわずか出場８試合に終わった。通算成績は１３１１試合の出場で、
１２２５安打、打率・２８１、９７本塁打、５１７打点。
球団は創設初年度に選手会長を務めた功労者に対し、コーチ就任を要請する方針。
ポストは１軍打撃コーチ補佐、もしくは２軍打撃コーチが有力となっている。
プロ１３年間で培った経験をもとに、後進の育成に力を注ぐ。
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